「シニアFIRE」の達人 が教える、生命保険の選び方。「変額保険編」
達人が契約している保険を基に、変額保険の特徴と運用実績も説明しますね!
達人が選択した保険は、外貨(豪ドル)建てで、主契約が一時払い終身保険に、特約に変額終身保険を追加した保険です。各保険料は主契約が52%、特約が48%の割合になります。
この保険の特徴は、
①主契約の52%の保険料で、一時払い保険料合計額と同額100%が、死亡時の基本保証額になります。
②特約の48%の保険料は、特別勘定で資産運用され、その実績の金額が、死亡保障に加えられる生命保険になります。
③特別勘定による資産運用を保険会社に行う、おまかせ運用になります。
④保険金は非課税財産となり、相続対策になります。
この保険は、どのような人に適した保険なのかアドバイスしますね。
現在、使い道が決まっていない余裕の資産があり、その中の確実に家族にのこしたいお金をどのよう貯蓄しておけばよいか考えている人に、適した保険だと思います。
日本の低金利時代、銀行に預けていても増えることはありません。このため資産運用は重要になります。しかし株式や投資信託はリスクを伴い、確実な資産運用にはなりません。
子供等家族に確実にリスクを共わない資産運用方法として、達人が選択した「外貨建ての変額保険を特約に追加した一時払い終身保険」をお勧めします。
外貨建ては抵抗がある人も多いと思いますが、達人は、分散投資のひとつとして外貨をもつことは大切で重要と考えています。
そしてグローバル時代、死亡保険金を外貨で家族に残すことはリスクにはなりません。外貨で受取る保険金は100%以上を保障され、保険金は特約部分の運用実績分が増えます。保険金の受取る家族がその時の為替状況で外貨で受け取るか日本円で受取るかはその時の為替の状況で選択すればよいことと考えています。
達人が選んだ 契約中の保険:ビーエルスマイルⅡ(豪ドル建)
・外貨豪ドル建て「利率変動型一時払い終身保険「変額終身保険特約」
・契約日:平成29年(2017年)(58歳)契約
・基準利率:3.23% 基準利率保障期間:20年(2037年)(78歳)
・保険料:一時払い保険料 3万豪ドル(主契約;15,601豪ドル、変額特約;14,400豪ドル)
・外貨交換レート:1豪ドル=85円 保険料円換算:30000×85=2,550,000円
・保障内容:主契約(基本保証金額:30,000.00豪ドル)+特約(積立金相当額)
2024年末の運用実績状況
① 保障金額に満足しています。
一時払い保険金が基本保証金額に、特約の積立金がプラスされる内容
2024年末時点で、およそ(30,0000+15,255=)45,255豪ドル(1.5倍以上)
2024年末 1豪ドル=98円での保証額:45,255×98=4,434,990円(1.7倍以上)
将来の特約部分の運用実績を楽しみにしています。
② 2024年末の解約返戻金には満足しています。
主契約部分が、積立金(17,167豪ドル)から市場調整額が減額され、13,778豪ドル
特約部分が、積立金(15,255豪ドル)、
解約返戻金合計は保険料の97%(29,000豪ドル)
将来は、為替差益及び運用実績でプラスになるとと推測でき楽しみにしています。
現在契約している保険に満足しています。
2017年に契約し2024年で7年目になります、今の状況で解約する場合は、運用実績はいまひとつです。家族に残す生命保険のつもりですので、後13年の20年目の基準利率計算期日まではこのままにする予定です。達人も元気であれば基準利率変更時に解約も含めて次の運用方法を検討したいと考えています。
残念ですが、現在このような「外貨建て変額終身保険」の商品は、限られており、新規販売停止になっている商品も多くあります。達人の契約している商品も現在は販売停止になっています。
2024年以降、日本はデフレ時代に終結し金利は利上げ、米国をはじめ海外は、インフレ脱却で金利は利下げ傾向になっている状況から、今は、為替リスクが高いため、外貨を購入することは、あまりお勧めできません。すでに外貨をもっている人で、外貨で運用を考えている人はメリットがあると思います。
さらに2025年米国の大統領が変わり、トランプ政権なります。少し様子を見る時期と思います。
最後に、現在入っている生命保険の見直しは必ず行ってください。
今契約している保険が、現在必要としている金額か、ライフスタイルに合っているか見直ししてください。自分で少し勉強してからFPなどの専門家に相談するようにしてください。まずは以下の記事を読んでみて下さい。
人生100年時代ライフプラン作成時に重要な生命保険の見直し方と基本知識を紹介します。 | ライフ・コンサルタントKONO
その時の注意点は、バブル時代に契約した保険は、お宝保険の可能性が高いです。解約や変更「転換」を考えている人は、必ず下記の記事を読んでから検討してください。
バブル時期の保険はお宝保険です。損しないためにも保険で使われる利率を理解しよう | ライフ・コンサルタントKONO
(最後まで読んでいただきありがとうございます)
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